ばらかもん

「ばらかもん」10話~11話(最終回)・結末と総まとめ

第10話「新たなる旅立ちへ!それぞれの未来は?」

第10話 概要

清舟はプロの書道家になる事を辞めることに決めました

なると一緒に島に戻る清舟

清舟のいない少しの間に島は少しずつ変化していて・・・

第10話の出来事

  • プロを辞めて島に戻る清舟
  • 今回は母親も必要とされる場所があるならと引き留めませんでした
  • 清舟は島で書道教室を開きます
  • 自分の生活もあるので月謝は月1万円にするが、誰も生徒は来ない
  • ケンカしたはずの川藤が島にやってきます
  • 川藤は再度清舟にもう一度書道家にならないかと手を差し伸べる
  • 島での生活が不安になり思わず手を伸ばしかけるがなるに止められる
  • 川藤は書道教室開業にあたりあれこれアドバイスをする
  • 少しだけ生徒が出来て清舟らしい教え方で教室はスタートする

☆島での変化

清舟が東京に行ったのは短い期間ですが島は少し変化してました。

まず、後輩の神崎が書道家を辞めると言い出したこと

大型スーパーに押されて経営不振の美和のお父さんが酒店を辞めると言い出したこと

浩志が料理人の面接試験に落ちた事

そして珠子が将来に悩み始めた事などです。

しかし皆は頑張る清舟を見て感化され始めました。

神崎は川藤にもう一度会いにいきます

美和はいずれ自分が店を立て直すと決め、珠子は描いた漫画を公募に出します。

浩志は東京に行くようです。

☆半年後気になる

ラストで半年後とテロップが出て

大きな船に乗っている清舟と、怒ったような表情のなる

どこかに行くんでしょうか?

空港じゃなくて船だから、どこかの島に見学とか?

そんな大ごとではない気がします

第10話の感想

とうとう島に帰ってしまいました。

書道教室、あの島では無理でしょ・・・

子供の数とか少なそうだし、田舎だと賃金安いから習い事させるのも大変そう。

ただ、今回は川藤とのシーンが多く二人の友情が良かったです。

両手いっぱいに墨を付けて手で紙の上に川を描いたものを川藤にやるよってシーンが良かったです。

後は、父親がずっと家賃を払っていたけど、今後は自立したんだから自分で払えと伝えられ、この世の終わりみたいな表情になってるの笑えた

お父さん、やっぱりちょっと怒ってるのかもしれないですね。

この辺り原作ではどうなっているんだろうと気になりました。

第11話(最終回)「ハートフル島コメディ、ついに最終回」

第11話 概要

浩志は東京の料理専門学校へ行きました

相変わらず島で子供たちに書道を教えている清舟

その島に動画配信のために新人アイドルがやってくる

第11話の出来事

  • 島に新人アイドルが撮影に来てなりゆきで清舟の家に泊まる事に
  • 清舟はなるからお手本じゃなく先生の字は書かないのかと指摘される
  • 東京では清舟の父・清明が「夢」という文字を書き上げました
  • なるが書道の上にお茶をこぼしたことから得たアイディアでした
  • なるは2年生に進学するが、後輩の1年生が島にはいません
  • 島民たちでお金を出し合い先生の1年祝いをします
  • 清舟の為に大きな紙と大きな筆を用意しました
  • 清舟は「楽」という文字をデカデカと書きます
  • 川藤に電話してやはり書道家を辞めないと伝えます
  • 今後は島にいて楽しみながら書をやると決めました

☆島にアイドル

迷惑系youtuberかと思ったら売り出し中のアイドルでした

田舎の良さを伝えるための動画撮影だそうです

最初は清舟も他人を家に泊めたくないと断りますが、自分が島に来たときに島民のみんなに優しくされたことを思い出し、泊める事にしました

この二人の登場で、清舟は自分が島に来たときは人との関わりなんていらないと思っていたのに、気が付くと人とちゃんと会話をするようになっていた事に気づきます

アイドルが来たのは特に意味がなかったですが、清舟に気づかせたのは意味がありましたね

☆「楽」という文字

島民たちからプレゼントされた紙と筆で大きく「楽」という文字を書きました

書道なんて全然分かりませんが、生き生き、伸び伸びとした文字でした。

みんなで清舟の文字を囲んで記念撮影

川藤に写真を贈ると川藤は「あいつやりやがったな」と嬉しそう

清舟には書道しかないって分かってたんですね。

この二人の関係も何気に好きです

第11話の感想

前回のラストで清舟が船に乗ってたからどこかに行くのかと思ったら浩志が料理人になるために東京へ旅立ちました。

清舟が書道家に戻ったのがうれしい

書道教室の先生で終わるのはもったいないし、せっかくいい文字が書けるようになったのにって思っていたから。

清舟同様に島の人たちにも少しずつですが変化がありました

そして東京の父親や川藤、神崎にも

なるも父親に素直になれない自分を認めたり少しだけ大人になりました。

ラストはやっぱりなると二人のシーンで良かったです。

【総まとめ】

おススメ度 ★★★★(4)

田舎に幻想を抱いてしまいそうなドラマです。

田舎ならではの人との距離やふれあいが都会にはないハートフルな話になっています

主人公の清舟はもちろん、島民、東京の人たちと嫌な登場人物が一人も出てこないので、毎回気分よく視聴。

育江に恋愛感情持つとか奇妙な展開にならなくてホッとしています

毎回、清舟が文字を書くのですが、今回はどんな文字を書くのかも密かに楽しみでした

ぶっきらぼうな清舟と天真爛漫な小学生のなるとのやり取りも好きですが、清舟と川藤の友情も良かったし、清舟と清明の親子のやり取りも良かったです。

ラスト、清舟と八神のシーンが欲しかったかな

ドロドロやサスペンスが続いたらやっぱりこういうドラマが見たくなりますね

お気に入りのシーン

  • 清舟が家で一人で壁に向かって文字を書くシーン
  • 崖から落ちた清舟が助けを求めつつも夜空を見るシーン
  • なるが清舟の乗っている雑誌を破って飛行機に飛ばすところ
  • 島に来た清明と書道対決するところ
  • 清舟の文字を見てそっと微笑む八神のシーン
  • 清舟と清明の親子対決
  • 清舟が子供たち相手に大人げないシーンの数々

島の景色も素敵でした

好きな登場人物

1位 半田清舟

いいキャラでしたね

程よく子供たちからもいじられてて、それでいて先生という立ち位置

人が苦手みたいな設定だったけど、人好きですね。間違いなく

杉野遥亮この役どころ本当に似合ってました

2位 琴石なる

とにかく可愛い、しっかりしてる、生意気

クラスに一人はいそうなタイプ

その分、もう一人の泣き虫の陽菜の影が薄くて可哀想だったけど

なるの何気ない言葉や行動によって清舟や清明が何かに気づくのが好きでした

3位 半田清明

やっぱり遠藤憲一さんは演技力が段違いだった

島で書道対決に勝ったのに、その後清舟が子供たちの書いた書道を並べて字を作った時の表情が最高に良かった

書道家を辞めた清舟への家賃補助を打ち切ったのも何気に好き

清舟を引き止めない強くて優しいお父さんでしたね。

登場人物の結末

・半田清舟(杉野遥亮)

子供達に書道を教えつつ、島に住み書道家を続けます

・琴石なる(宮崎莉里沙)

清舟のお陰で素直になり父親と連絡を取ります

・木戸浩志(綱啓永)

東京に出て料理学校に通い料理人を目指します

・半田清明(遠藤憲一)

なるからアイディアを得てビックプロジェクトの文字を完成させます

・川藤鷹生(中尾明慶)

書道家に戻った清舟にバンバン仕事取ってくるから覚悟しろと言います

・神崎康介(荒木飛羽)

バラエティ番組で書道書いてました

清舟が復活したので戦々恐々としています

コミック原作

タイトルばらかもん
著者ヨシノサツキ
出版社スクウェア・エニックス
巻数19巻完結

コミックでは清舟は基本が一番と思っていたんですね

だから指摘されて怒ってしまったんだと知りました

村の人たちのよそ者への警戒心ゼロな部分がいっぱい描かれていて面白かった

ドラマでは割と薄い印象の浩志だったけど、原作では丁寧に描かれてました

両親から平凡の烙印を押されてしまいグレてしまった

書道家なんてどうせ元から才能のある奴なんだろっとチョット妬んでいます

しかし清舟の部屋に入り、部屋一面に字を練習した半紙が置かれているのを見て自分が中途半端だと認識する

このシーン良かったな

後は原作の清舟は大の猫好き

子供の頃に父親に動物はダメだと反対された苦い過去を持っています

ご近所さんから猫飼うかと言われ飼おうとするが猫アレルギーを発動

お父さんは息子が猫アレルギーだと知っていたから反対していたんですね

この場面も非常に良かったです

ドラマでは出てこなかったですが

五島列島で作られる大根の漬物「このもん」って気になりました~

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