王女未央

華流ドラマ「王女未央」52話~54話(最終回)・結末と総まとめ

第52話「すべてに代えても」

第52話 概要

捕らえられた拓跋濬(高陽王)は激しい拷問を受けます

李未央は拓跋余(南安王)に脅されて後継者は拓跋余(南安王)だと証言します

そして拓跋余(南安王)は李未央を手に入れようと作戦に出ます

第52話の出来事

  • 拓跋余(南安王)は李家の女性たちを人質にして李未央を脅します
  • 李未央は仕方なく皇帝は拓跋余(南安王)を後継者に指名したと偽の証言をして、証拠だと玉印をだします
  • 拓跋余(南安王)は拓跋濬(高陽王)に会いに行き皇帝は死に、李未央を娶ると告げます
  • そして拓跋濬(高陽王)を柔然と結託して謀反を起こした逆賊だと皆に知らせます
  • その頃、拓跋迪は李敏徳を庇い怪我をして瀕死の状態でしました
  • 李敏徳は拓跋迪を愛していることを確信し、プロポーズします
  • 拓跋濬(高陽王)が捕らえられていると知った李未央は助けるために拓跋余(南安王)に嫁ぐ決意をします
  • 李未央は拓跋濬(高陽王)に別れを言いに来ます
  • 諦めない拓跋濬(高陽王)に、自分たちの愛は周りを傷つけるし、自分も疲れたと言う
  • そして、大臣宅で一瞬だけ拓跋余(南安王)を愛してしまったのは本当だとも言いました
  • 隠れて聞いていた拓跋余(南安王)はそっとその場所を離れます

☆李未央が出した条件

拓跋余(南安王)に嫁ぐための条件を3つ出します

  • 涼国の王(父親)は罪を着せられ冤罪だったことを発表
  • 李家の人たちには手を出さない事
  • 拓跋濬(高陽王)を釈放する事です

そして拓跋余(南安王)が出した条件は1つだけ

心から望んで自分に嫁ぐことでした

条件が一つだけなのがカッコいいな

☆拓跋余(南安王)の内心

本当に李未央が好きなんだと思います

そして李未央は拓跋余(南安王)を一瞬だけ愛したと言ったけど、それは嘘でしょうね

隠れて聞いていた拓跋余(南安王)も拓跋濬(高陽王)を庇うための嘘だと分かっていると思います

好きな女性には思ってもらえず、信頼できる部下もおらず、借り物の玉座に座って心中は穏やかではないと思います

第52話の感想

拓跋迪が瀕死状態だけど多分助かると思います

李敏徳とも両想いになれたし、二人は幸せになりそうですね

拓跋濬(高陽王)に李未央がやたら柔然と手を組んだ逆賊とわざと罵っていたけど、これって柔然と手を組んで拓跋余(南安王)を倒せって言うメッセージかな

拓跋濬(高陽王)と李敏徳が組めば拓跋余(南安王)を倒せそうですよね

ただ、そうなるとお兄さん大好きだった拓跋迪が少し可哀想だけど

拷問シーンがちょっと嫌です

やはり中国の拷問って肉体的にも酷いけど精神的に来るような事するのえげつない

第53話「以心伝心の賭け」

第53話 概要

狂った芝居を続ける拓跋濬(高陽王)に毒を飲ませる拓跋余(南安王)

叱雲南が作った毒で1か月後には死んでしまう

同時に李長楽も李未央に同じ毒を盛ります

第53話の出来事

  • 拓跋濬(高陽王)は気がふれた芝居をしていると言って信用しない拓跋余(南安王)は毒を飲ませます
  • その毒は1か月後に死んでしまう毒で解毒薬は1粒だけ残っていると言う
  • 拓跋余(南安王)は結婚式が無事に終われば解毒薬を渡すと言い、拓跋濬(高陽王)を解放して城から追い出します
  • 李常茹は一人で男の子を生みました
  • 李長楽は李未央に毒を盛った事を全て李常茹のせいにしようと城に呼び寄せたのでした
  • 2人の結婚式が始まると、拓跋濬(高陽王)が柔然と共にやってきます
  • 激しい戦いの末、拓跋余(南安王)は拓跋濬(高陽王)に負けます
  • 拓跋濬(高陽王)はやはり血の繋がった叔父だから殺しはしませんでした
  • そして李未央は本当は拓跋濬(高陽王)が後継者なのだと発表します
  • 拓跋濬(高陽王)は毒が回って苦しみだし、拓跋余(南安王)は一緒に地獄に落ちようと言います
  • そこへ李長楽が現れて李未央にも毒を飲ませた事を白状します
  • 拓跋余(南安王)は拓跋濬(高陽王)に解毒薬を1粒渡してお前か李未央かどちらか生き残れと言います
  • 拓跋濬(高陽王)は李未央には黙っているよう口止めして、李未央に解毒薬を飲ませます

☆叱雲家の毒薬

叱雲南が作ったという毒薬は1か月後に死んでしまうという何とも都合の良い毒です

そして叱雲南しか作れないもので、解毒薬は1粒だけ残っています

拓跋余(南安王)は拓跋濬(高陽王)に、李長楽は李未央にその叱雲家直々の毒薬を飲ませます

ラストに一気にチープな感じになりました

婚姻後に解毒薬を渡すと言いましたが、拓跋余(南安王)は最初から拓跋濬(高陽王)を助ける気はないみたいです

まあ、そりゃそうですよね

☆拓跋余(南安王)、最後に裏切られる

自業自得なんだけど、やはり拓跋濬(高陽王)と李未央の絆は固かったです

激しい戦いをする二人ですが、拓跋余(南安王)の剣が弾かれて

玉座に剣を取りに行こうとしたら、李未央がその剣を蹴って向うにやりました

ちょっとだけ、本当にちょっとなんだけど可哀想になってしまった

☆李長楽がやっと捕まった

李長楽こそさっさと処刑した方がいいと思うんですけどね

この人捕まった後どうなるんでしょうか?

散々悪事を働いてきたわけですけど

太子妃殺して、拓跋余(南安王)の義母の衣装に毒針入れて、拓跋濬(高陽王)を逆賊に仕立て上げ

李未央の殺害未遂だからかなり罪を重ねてますよ

李未央は元は涼国の王女だし、李常茹は死んだ人になってるから残っているのは李常喜だけか・・・李家も終わりですね

第53話の感想

たった1粒しかない解毒薬を李未央が飲んだとなれば、拓跋濬(高陽王)は死ぬのか・・・

さんざん医者が来て毒を抜いたり、死にかけの人を助けたりするんですけどね

それより、李常茹が男の子を生みました

拓跋濬(高陽王)が死ぬとしたら、後継者はこの男の子か拓跋翰(東平王)になるのかな?

これでは皇帝も浮かばれないですね

拓跋余(南安王)と李常茹の子供とかなかなかの冷酷非道な血が流れてそうです

エンディングで李未央が男の子と手をつないで歩いてるけど

あれが李常茹の子供なんですね

第54話(最終回)「愛が雌雄を決す」

第54話 概要

李常茹がやってきて李未央を刺し殺そうとします

拓跋余(南安王)が李未央を庇い代わりに刺されました

権勢を失ってしまったからもういいのだと最後に残します

第54話の出来事

  • 拓跋余(南安王)は解毒薬は1粒しかなく拓跋濬(高陽王)は解毒薬を飲まなかったと言います
  • 李常茹がやってきて李未央を殺そうとするが拓跋余(南安王)が庇います
  • 権力の座を奪われた拓跋余(南安王)は生きる意味がないと、そして李常茹も後を追って死にました
  • 拓跋濬(高陽王)の体には毒が残り、医師も治す術がないと言います
  • 拓跋濬(高陽王)は李未央にはそのことを黙って結婚をします
  • その夜に拓跋迪は目を覚まし、再び李敏徳のプロポーズを受ける
  • 太子妃殺しを認めた李長楽は毒死させられ死亡
  • 拓跋濬(高陽王)は李未央と息子の拓跋弘の前では気丈に振る舞っているけれど、毒が回って苦しそうです
  • 李未央も拓跋濬(高陽王)がもう長くないことを知っていました
  • そして二人の想い出の場所にいき、李未央の隣で静かに息を引き取りました
  • 李未央は皇太后となり、強くなりこの国を治めて行くと誓います

☆拓跋濬(高陽王)の詔

拓跋濬(高陽王)とその一派を処したこと

李長楽は奴婢として幽閉

父親は潔白だった

この3点を発表しました

そして李未央の事を思っていた李家の祖母と母の七姨娘の位を上げました

☆李長楽の最期

多分拓跋濬(高陽王)に殺されたかったんだよね

自分がかんざしで太子妃を刺し殺したと白状したけど、実際に太子妃を殺害したのは侍女で間者の紅羅です

でも自分が刺殺したと言いました

あんまり可哀想とは思わなかったけど、この人はやっぱり生かしておいてはダメだと思う

李未央に何するか分からないから、拓跋濬(高陽王)も自分が生きているうちに殺しておきたかったんでしょうね

☆拓跋弘は誰の子??

はっきりとした描写は無かったですね

史実では李未央のモデルは馮太后となっていて、確かに拓跋弘という息子がいますが・・・

ドラマではやはり年齢的にも拓跋余(南安王)と李常茹の息子を引き取ったんでしょうね

李未央と拓跋濬(高陽王)なら本当の我が子じゃなくても、我が子同様に愛せると思います

それに毒に侵された拓跋濬(高陽王)に子供が出来るとは思えないな

分かりやすくするなら、ドラマなんだから李常茹の子は女の子でも良かったわけだし

やっぱり、どう考えても拓跋余(南安王)の子と思います

第54話の感想

拓跋余(南安王)が死んだのが一番ショックだったかも

個人的には生き残って欲しかったな

結局、悪党は全員死んでしまいましたね

叱雲柔の侍女と、李尚書はどうなったのか知らないけど

後は李常茹のお母さんと、捕らえられた紅羅もどうなったんでしょうね

親族が死んだ場所ですぐ挙式って・・・すごい神経だ

どうせなら李敏徳と拓跋迪の結婚式も見たかったな

密かに承徳と君桃が結婚していたのは良かったけど

しかも君桃が女らしい服装をしてる(笑)

ラストは少し切ない気持ちになりました

【総まとめ】

おススメ度 ★★★★☆(4.5)

長いし、ツッコミどころ多いし、罠にかかって冤罪かけられての繰り返しばっかりだし、アクションシーンダサいけど面白かった

ずっと権力と好きな男性の取り合いだった

女性陣がとんでもなく美女ばっかりなのに、男性陣がイマイチだな~って最初ずっと思ってましたが、途中から気にならなくなってきました

それでも拓跋余(南安王)がもう少しイケメンだったらと何度か思ってしまったけど

緊張感のあるシーンも拓跋迪の可愛らしさで何度か緩和できました

君桃と承徳のたわいないケンカシーンも程よくて好感持ちました

最後は悲しい感じだったけど最後まで観れて良かったです

これって史実に結構近かったりするのかな?

個人的には拓跋余(南安王)は生き残って欲しかった

生きて冷酷非道なまでの皇帝で君臨して、李常茹は傍にいるけど相手にされずみたいなのでも良かったかな

李長楽は失恋して適当な男性と結婚

拓跋濬(高陽王)と李未央は結婚して田舎暮らしとかだとハッピーすぎるか・・・

何日間か余韻に浸れそうです

お気に入りのシーン

  • 李常茹と拓跋余(南安王)の子供の頃のシーン
  • 李未央がピンチになると拓跋濬(高陽王)が助けに来るところ
  • 李長楽が失敗するシーン
  • 李常茹が拓跋余(南安王)を一人で想っているシーン
  • 拓跋迪が李未央になついているところ
  • 李敏徳を常に追いかけている拓跋迪
  • 拓跋余(南安王)の可哀想なシーン
  • 君桃と承徳の仲睦まじいシーン
  • 拓跋濬(高陽王)と拓跋余(南安王)の決闘シーン
  • 拓跋余(南安王)がマントを翻して歩いているシーン

好きな登場人物

1位 李未央

強くて賢い女性でしたね

そして何より美しい

最初は李長楽が美しすぎる~ってなって、その後李常茹がキレイって思ったけど

キャラ的なモノなのか李未央が一番美しく見えてきました

最後は悲恋の部類になるのかな、悲しすぎました

実像とは多分違うんだろうけどドラマチックでしたね

2位 拓跋余(南安王)

実は拓跋濬(高陽王)より好き

王座が取れなければどうでもいいみたいに言ってたけど、やはり李未央が本当に好きだったと思います

そして多分だけど拓跋濬(高陽王)の事も認めていたと思う

最後の最後に李常茹に期待に報えないと言ったのが本音だろうな

個人的には拓跋濬(高陽王)じゃなく、この人に皇帝になって欲しかったです

ただ李未央のどこが好きだったんだろう?

3位 君桃

拓跋迪と迷ったけど、君桃可愛かったな

大分初めの方だけど李敏峰を殺した時が一番スカッとしたかも

いつもは男性みたいな衣装なのに、承徳と恋してからはチラチラ女性が出てくるのが可愛かった

いつの間にか承徳と結婚してたけどお幸せに!

登場人物の結末

・李未央と拓跋濬(高陽王)

拓跋濬(高陽王)は毒に侵され李未央の隣で息を引き取る
李未央は皇太后になって強く生きると決意します

・拓跋余(南安王)と李常茹

李常茹は李未央を刺し殺そうとしますが、李未央を庇って拓跋余(南安王)は刺されて死にます
李常茹も後を追って死にます

・叱雲柔と李長楽

叱雲柔は病死
李長楽は拓跋濬(高陽王)に殺されたいと願うけど、願いかなわず自ら毒を飲んで死亡

・李敏徳と拓跋迪

李敏徳を庇って瀕死の重傷となりますが
目を覚まし、李敏徳にプロポーズされます

・李敏峰

皇帝の逆鱗に触れ遠くに飛ばされます
しかし行く途中で君桃に殺される

・叱雲南

拓跋余(南安王)と組んで拓跋濬(高陽王)を陥れようとしますが
最後は拓跋濬(高陽王)に捕らえられると、拓跋余(南安王)の刺客に殺されます

・祖母と七姨娘

李未央の親族として高い位につきます
最後まで李未央の強い味方でした

・太子妃

拓跋濬のお母様ですが
李長楽と李常茹の策略により殺害されます

・拓跋翰(東平王)

今までの悪事がバレて常人に落とされます
これにより権力争いからは退きます

-王女未央
-, ,

error: Content is protected !!