第16話「シカゴへ・・・」
第16話 概要
サラとマイケルは再会する。
ポールを入れた4人で、シカゴへ向かう。
一方のマホーンはベリックを釈放して、手下として使うことにする。
第16話の出来事
- 再会したサラだが、ポールがいる事に驚き怒りを抑えられない
- 父親がサラに渡した鍵は、シカゴのシガークラブの鍵だった
- キムからヘイワイヤーも殺すよう依頼され、戸惑うマホーン
- マホーンはベリックに釈放を条件に、手下になり脱獄犯を探すよう依頼
- 釈放されたベリックはヘイワイヤーを追いかける
- ポールはキャロラインの電話が偽物だと気づき、キムに宣戦布告する
- 電車でシカゴに向かうマイケル、リンカーン、サラ、ポール
- 途中警察に捕まりかけるが何とか逃げ切ります
- そして、シカゴのシガークラブにたどり着きました
☆ヘイワイヤーの最期
ヘイワイヤーは、娘を虐待している父親を殺してしまいました。
娘は殺してくれて感謝してるというが、ベリックに脅されて居場所を白状する。
ヘイワイヤーは鉄塔の上に追い詰められてしまう。
駆けつけたマホーンは群衆が見守る中、説得するように見せかけて、
ヘイワイヤーが飛び降り自殺するように誘導し、ヘイワイヤーは飛び降りて死亡。
☆シーノートは娘と逃亡
シーノートは逃亡中に入ったレストランで、強盗に居合わせます。
脱獄犯だと知り、周りの人々は驚きます。
そこにいた客たちをまとめて指揮を執り、強盗から客を守りました。
警察がやってきますが、シーノートに助けられた客たちが彼と娘をこっそり逃がしました。
メチャクチャ良い人なんだけど、この人の場合は早く捕まった方が良さそうって思えてきた。
第16話の感想
シガークラブって初めて聞きました。
葉巻愛好家が集まるところって言われても、ピンと来ないな・・・。
絶対ポールが裏切ると思ったけど、キムの罠だったようですね。
それよりも笑えるのが、マホーンがベリックを雇った事。
しかも意外な事に、ベリックが一生懸命追跡してマホーンの命令を聞いて、働いているのが最高に面白い。
キャラ的には釈放された途端トンズラしそうな感じなのに・・・。
まあ金を追いかけて、どっちみちティーバッグを追うだろうから、同じ事なんですけどね。
結構、真面目に働くの笑える。
今回はヘイワイヤーがちょっと可哀想でした。
でもあの感じじゃ、生きていけないですよね・・・。
第17話「血の輪廻」
第17話 概要
サラとマイケルは、刑務所長を訪ねて協力を頼みます。
スクレは恋人と再会するべく、空港へ向かう。
シーノートは娘の病状が悪化していき困り果てます。
第17話の出来事
- サラとマイケルは、刑務所長をシガークラブで見かける
- 所長に必死で協力を頼み、何とか了承を得る
- 所長はキムに狙われるが、マイケルが助ける
- ポールはリンカーンに、俺たちの未来には死しかないとつぶやく
- USBを手に入れたマイケルたちは、ポールを置き去りにする
- ティーバッグは元恋人に自分の生い立ちを話しますが、拒絶され絶望する
- スクレは空港で待ち合わせた恋人と逃避行します
- シーノートはマホーンに連絡し、妻の釈放を条件に自首
☆ナイスな刑務所長
マイケルたちに脱獄されて、人生を狂わされてしまいました。
しかも刑務所では、マイケルに親切にして可愛がっていたのに裏切られたのです。
しかし兄は無実だという切実な訴えに折れて、協力する事に。
実はマイケルは自分の自首を条件に約束していました。
しかし所長は、シガークラブでUSBの中身を確認し、リンカーンが無実だと確信したようです。
マイケルを許したわけではないですが、見逃してくれました。
☆ティーバッグの過去
父親から性的虐待を受けて育ちました。
元恋人とその子供たちを連れて、自分の家に戻ってきます。
家はすっかり荒れ果てて、住める状態ではありません。
子供の頃の苦い記憶がよみがえり、自分は近親相関で生まれて虐待されたことを告白。
しかし元恋人に拒絶され、3人を地下に閉じ込めて立ち去ります。
警察に通報して3人を助けるよう要請し、一人涙を流すティーバッグ。
ちょっと、いやかなり気の毒になってしまった。
役者さんの演技も上手なんですよね。
☆シーノートの決断
娘の病状が悪化していき、診てくれる病院もありません。
シーノートは妻の釈放を引き換えに、自首するとマホーンに取引します。
しかし、そんな取引は出来ないと却下される。
するとシーノートは、マイケルたちをおびき出すという取引をします。
マホーンはこれに応じました。
そもそもシーノートって罪も軽かったし、脱獄しなくて良かったのにって思います。
第17話の感想
今回は子供のことを思って、シーノートを見逃したマホーンと、
一家を殺すことなく立ち去り、通報して助けたティーバッグと、
妻子のために自首したシーノートと、
あんな目に遭ったのに、マイケルを見逃してくれた所長に拍手。
魅力的な登場人物が多いですよね。
ティーバッグは極悪人なんだけど、可哀想な一面もあって・・・。
ただ何人も理不尽に殺してるので許せるわけはないですが。
この回なんかすごく良かったです。
続きが気になって仕方がない。
第18話「帳消し」
第18話 概要
マイケルたちはアルドの知人のグリーン検事に助けを求める。
組織は偽物の検事を用意するが、マイケルはそれに気づく。
スクレはメキシコに逃げるが、ベリックが追いかけます。
第18話の出来事
- USBの音声を確認するマイケルたち
- アルドの知人のクーパーグリーン検事を頼り、証拠を渡そうとします
- その事に気づいた組織は、偽物の検事を用意する
- しかし3人は協力して偽者を暴き、サラは本物の検事を連れてくる
- 証拠の音声にはコピーの日の日付しかなく証拠にならないと言われる
- 検事はこの音声を元に大統領を脅し、恩赦を勝ち取る方法を提案
- マホーンはマイケルたちが無実だと確信する
- ポールは最愛の妹に会いに来て、最後の別れとも取れる言葉を残す
- ティーバッグは自分と顔の似ている男を殺害し、パスポートを手に入れる
- 飛行機にはティーバッグとベリックが偶然居合わせる
- シーノートは家族を守るために死ぬしかなくなります
☆スクレは無事逃亡
メキシコの叔母さんの家に、妊娠中の恋人と身を寄せます。
叔母さんからも歓迎されて、田舎でのんびりした雰囲気のところです。
しかしその二人をマホーンに命令されたベリックが追いかけます。
束の間の幸せを享受するスクレ。
スクレっていい人とは思うけど、生活力なさそうで大丈夫ってなりますね。
☆シーノートがピンチ
妻の釈放と娘の入院を引き換えに自首したシーノート。
マイケルたちを見つけるために協力させられます。
ネットにマイケル宛てにSOSのメールを送りますが、既読になりません。
とうとうキムから、シーノートも殺すように指令がでます。
マホーンは戸惑いますが、シーノートの妻と娘は必ず面倒を見ると約束します。
そしてシーノートの房にロープを届ける。
ロープを受け取ったシーノートは首を吊ります。
第18話の感想
シーノート死ぬのはあり得ないわ。
これがティーバッグかベリックかポールなら、まあ仕方ないよねってなるけど。
回を追うごとにマホーンの好感度が上がってしまう。
人を殺してはいるんだけど、仕方ない事情というか・・・切なくなる。
グリーン検事って、リンカーンの父親の知り合いで信用できるとか言ってるけど、本当に大丈夫かなって疑ってしまう。
また裏切られるパターンじゃないですよね。
後は一人だけハッピーを満喫してるスクレ。
前科者ならまだいいけど、逃亡犯と一緒になって幸せなんて無理でしょ。
なんかバカップルって感じで微笑ましいです。
