2023年放送(全8話)
ジャンル | ヒューマン |
出演 | ウェントワース・ミラキャスリン・ハーン、サラ・ビジョン |
製作国 | アメリカ |
視聴媒体 | Disney+にて視聴 |
「ちょっとステキな物語」概要
主人公は49歳のクレア
介護施設で働きながら文筆業を営んでします
夫と娘の三人暮らしだが、今は家庭内不和により別居中
友人のエイミーの家に泊めてもらうも、気を使って休まらないという理由で、度々施設の空いたベッドにお邪魔して勝手に寝てる事も・・・
そんな折、同じ仕事仲間のサムから自分の代わりに人生相談をやらないかと持ち掛けられる
こんな雰囲気のドラマ
- 人生が上手くいかない中年女性
- 夫とも娘とも不仲な主人公
- ひょんなことから人生相談コラムニストになる
- 過去の自分に会ったら何を伝えたいか考える主人公
- 過去にトラウマあり
- 母親の死から立ち直れない姉弟
人生って上手くいかないけど、それでも前に進んでいくって感じのドラマです
各話のあらすじ感想
1話―3話 4話―6話 7話ー8話(最終回)総まとめ
「ちょっとステキな物語」登場人物
シュガー
人生相談コラムニスト
ブログで様々な人の相談にのっている
クレア
49歳。執筆業。夫と娘がいる
ひょんな事からシュガーとして人生相談を始める
ダニー
クレアの年下夫
夫婦仲は上手くいっていない
レイ
クレアの娘で大学生
母親には冷たい態度を取る
ルーカス
クレアの実弟
母親が亡くなったショックから立ち直れず定職についていない
フランキー
クレアの母
シングルマザー。病死したようです
サム
作家でクレアの友人
シュガーというハンドルネームで人生相談にのっていた
メル・グリーン
家族・夫婦セラピスト
クレアとダニーが通っている
エイミー
クレアの友人で作家仲間
ウェイトレスをやっている
ザック
タクシー運転手
クレアの一晩の浮気相手
モンタナ
レイの友人
レズビアンで大麻をやっている
ジェス
クレアの元夫
「ちょっとステキな物語」見どころ
夫と別居、娘は反抗期、仕事は低迷
人生どん底の主人公の物語
相談にのりつつ自分を見つめ直す主人公
シュガーとなって相談コラムニストを始めたクレアの元には色んな相談事がやってきます
内容がなかなか重い内容ばかりで、クレアは過去の出来事を思い出し、現在の自分ならどうするだろうと考えながら答えていきます
相談にのりながらクレア自身も成長していくようなストーリーになっていきます
相談内容は重めでも、どこか優しい気持ちにさせてくれるドラマでした
愛に不器用な人たち
登場人物全員が愛に不器用という印象です
主人公のクレアも、夫も娘も、そしてクレアの母親も、想いを伝えたくてうまく伝えられなくて・・・ちょっとイライラする部分もあるけれど
自分に当てはまる部分もあり、素直になるって難しいなって思いました
過去は変えられない
あの時、こうしていれば・・・主人公のクレアは過去のトラウマを抱えているのでこういうシーンが多いです
でも過去を変える事は出来ないので前に進むしかありません
過去を無理やり封印して忘れるのではなく、ちゃんと向き合う姿勢に希望を感じます
主人公がネガティブなんだけど少し前向きなのも救い
原作はベストセラーエッセイ集
タイトル:「Tiny Beautiful Things: Advice on Love and Life from Dear Sugar」シェリル・ストレイド
残念ながら日本語訳は出ていないようです
彼女の本で日本語で読めるのは「わたしに会うまでの1600キロ」
概要
"アメリカ西部を縦断するする遊歩道「パシフィック・クレスト・トレイル」。
どん底だった26歳のシェリルを癒したのは、トレイルの厳しくも優しい自然と1600キロの道のりだった。
セックス、ドラッグ、不倫、中絶、最愛の母の死、離婚、父の暴力、多くの重荷を背負った彼女は、自身の再生を賭けて過酷な大自然の中へと一歩を踏み出した。"
クレア自身と同じ体験をされているようです
ちなみにこちらの本はタイトルそのままで映画化されています