第7話「ゴー」
第7話 概要
クレアは何だか家庭がうまくいくような気がしています
しかし自分なんかが他人の相談にのってもいいのかどうか悩み始める
そんなときに友人のエイミーから作家の講義に誘われる
第7話の出来事
- レイは手渡された小切手を両親に渡します
- クレアはお金も戻り、少し周りがうまくいくと感じる
- クレアは友人のエイミーと作家のヘイズの講義を受講しに行きます
- 実は昔ヘイズにファンレターと短編を送り返事をもらっていたクレア
- 返事は妻が代理で書いたのだと白状するヘイズに唖然とする
- エイミーは小説が出版社に認められ有頂天
- クレアは少し嫉妬してしまい軽く言い争いになる
- しかしエイミーの苦悩を知りクレアはエイミーを励まします
- 家に帰りクレアはダニーに謝り仕事を辞めコラムニストになる事を伝える
- ダニーはクレアの再出発を祝うが、同時に離婚を申し出る
☆相談:結婚して25年ですがずっと逃げたいと思っている
コラムニストを辞めようか悩んでいたクレアですが、ヘイズのサイン会に行ったときに、偶然シュガーのファンがいる事を知ります
そして自分が結婚した事を思い出していました
答えのない答えを探す、いつ逃げるのか留まるのか
心の声に耳を傾けて逃げたいなら逃げればいいと回答します
☆クレアの過去(結婚)
クレアは母と車に乗っている時事故を起こします
その時に知り合ったのが元夫のジェス
ジェスはごく普通の恵まれた家庭に育っており、クレアはまぶしく感じる
プロポーズされて承諾します
しかしクレアの母はこの結婚は上手くいかないと感じ取っていました
いつでも戻ってきていいと結婚式の日なのに娘に伝える
第7話の感想
現在はいいけど、過去の時系列は整理して欲しいと思いました
今回はクレアよりエイミーの方が重症な気がした
作家として成功の道をスタートしても子供がいない事で未熟だとまわりに思われ、全然幸せじゃなさそう
きっとクレアの結婚や出産やレイの誕生日もずっと身近で祝ってきて、複雑な気分だったんだろうな
孤独でいえばクレアの比じゃないと思いました
そしてダニーがいきなりの離婚申し出
これはすんなり納得するんでしょうか
個人的にはダニーって結構ダメ人間だと思うんですけどね
相談内容に対するシュガーの回答が抽象的すぎて全然刺さらないな
基本はあなたが自分で決めなさいってスタンスなんだろうな
最終回 第8話「ラブ」
最終回 概要
クレアは父親がお金を持ってきたことをレイから聞かされます
父親がルーカスと一緒に暮らしていると知ったクレアは実家に向かいます
そして母親の遺灰を埋めた木の下を掘り起こします
最終回の出来事
- 弟と父親が一緒に暮らしていることを知るクレア
- 過去の父親は酒に飲んだくれ、母にDVをし、クレアを虐待していました
- クレアは父親が実家にいる事に納得がいかずにレイを連れて実家に行きます
- どうしても父親が許せないクレアは父親に悪態をつきます
- そんな母親を見てレイは胸を痛める
- 実はルーカスに大学費用のお金を渡したのはレイでレイは自分を責めます
- 死に目に会えなくても母が最期に残したのは愛だったと悟ります
- クレアは娘と二人で原っぱに横たわります
- 周りに馬がいっぱい集まり、母親との思い出を再現しました
- その頃、夫はセラピストのメルのアパートに行く(浮気は本当だった)
- でもクレアにはレイがいるので、レイに愛していると伝えます
☆相談:結婚して20年経つが愛を伝えたい
男性からの相談でいつ愛していると伝えればいいのか?
クレアの返事は溢れるほどの愛を捕まえてください
愛する人たちに愛を伝える練習をする
そうすれば、いざという時に愛を伝える事が出来ます
☆クレアの過去:母親の最期
医者から母親が余命二週間だと知らされます
徐々に弱っていく母親ですが、弟にこの事を知らせて病院に来させるために迎えに行きます
しかも行かないでとクレアの腕を掴む母親を置いて迎えに行ったのでした
病院に戻ると母親が亡くなっており、母の死に目に会えなかったクレア
その事でずっと自分と弟のルーカスを責めていました
でも母親の幻を見て、そこで母親の愛を思いっきり感じます
これでクレアは母親と本当のお別れが出来たように思います
最終回の感想
クレアは過去のトラウマからやっと解放されたと解釈してもいいのかな
過去の映像で父親とスーパーで買い物している時にうっかり酒瓶を落として割ってしまったクレア
父親の方を見て怯え切っていたので相当の虐待があったのかもしれません
ルーカスの方は父親を許しているというより、気にしていない感じだったので、弟の方は無事だったんでしょうか
最後はレイに愛していると言えたのは良かったと思います
これってハッピーエンドになるのかな?
母娘の物語として見ればまあハッピーになるか・・・
総まとめ
おススメ度 ★★(2/5)
ストーリーうんぬんよりも過去のシーンが多くて
現在と過去を行ったり来たり、しかも唐突に過去のシーンに変わったりして見づらかったです
せっかく盛り上がってきたところで過去のシーンに戻ったりするから、見てる間に冷めてしまいます
元は作者が読者からの相談に答えるエッセイ集が原作らしいので実話なんだろうけど
大分、端折ってるからストーリーも想像する部分が多い
せめて過去のシーンは時系列にしてくれたらまだマシだったかも
タイトルの割には内容が暗くて全然ステキじゃなかったです
登場人物も全員好きじゃありません
特にクレアの夫が嫌いです
お気に入りのシーン
- 母と弟と過ごす最後のクリスマスのシーン
- 回想シーンでバスの中で風船を受け取らなかったシーン
- 南米に行ったと思ったダニーが戻ってきたこと
- 作家仲間が集まっている時にクレアが逃げ出すところ
- 卒業式のシーン
- ファンだったヘイズに返事は妻が書いていたと白状されるシーン
- クレアとレイが一緒に寝ころぶシーン
登場人物の結末
・クレア
娘のレイと和解し、母親とのトラウマからも解放されます
レイに愛していると言葉で伝える
・レイ
母親の想い出の場所で、母と一緒に寝ころびます
母に愛していると言われ、自分も気持ちを伝えます
・ダニー
クレアとは離婚します
セラピストのメルのアパートに行きます
・父親とルーカス
売却されそうになった実家を父親が買い取り、ルーカスと一緒に暮らします
レイの大学のお金は父親が返済しました