第3話「バラがつなぐ未解決事件…28年逃げ続けた男と見続けられた女」
第3話 概要
データを消去するときにコピーして、薔薇の花と一緒にある女性に渡してほしいとの依頼が来る。
依頼したのは写真館を営む一人暮らしの男性。
そして渡してほしい女性は、近所に住む理髪店の女性だった。
【1話のゲスト】
- 浦田文雄(写真館の店主)
- 江角幸子(理髪店の女性)
- 五藤卓(過激派組織のメンバー)
第3話の出来事
- 写真館を営む浦田が依頼にやって来る
- 死んだらデータをある女性に届けてほしいとい依頼
- 真柴は恋愛がらみの依頼だと勘違い
- 3日後に浦田は海岸に身を投げて自殺
- しかし怪しい人物(公安の人間)がデータの入ったパソコンを盗んでいく
- 坂上はデータをコピーしてオリジナルを消去し、データを守ります
- データは28年間江角幸子を監視していた記録だった
- 江角は昔過激派メンバーの彼女で、公安の監視対象だった
- そして公安の協力者として、浦田は28年間幸子の監視を続けたのでした
- 罪の意識と、自分の存在意義とで浦田は自殺
- 幸子は秘密のやりとりで、過激派メンバーの後藤とは年に1度会っていた
- しかし幸子の通報により後藤も逮捕される
- 真柴は浦田の依頼通り、データと薔薇を幸子に渡す
☆浦田が切なかった
28年間近所の幸子を監視するうちに、幸子の人柄に惹かれていったようです。
一人ぼっちの浦田はどんな思いで幸子を監視していたのでしょう。
坂上の「浦田さんは寂しくなかったと思う」のセリフも切ない。
そして監視対象から外された幸子に浦田もお役御免となります。
存在理由を見失って自殺という、なんとも悲しい回でした。
☆バラを5本
真柴は最初、ロマンチックな恋愛絡みの依頼と思い、バラの花束を買いに行きます。
坂上はバラには本数に意味があると言います。
そして最終的に幸子に渡したのは5本のバラでした。
5本のバラの意味は「あなたに出会えて本当によかった」だそうです。
シーンを見る限り、浦田の日常の全てが幸子で埋まってましたから・・・。
浦田の人生が寂しすぎて胸が詰まる回でした。
第3話の感想
薔薇の意味を知っていたのが真柴じゃなく、坂上の方だったっていうのが良いですね。
真柴からも言われてたけど、案外ロマンチスト?
印象的だったのは、坂上が浦田さんの盗聴記録を聞きながら浦田さんに思いを馳せるところ。
やはり山田孝之は演技が本当に上手なんです。
このシーンだけで泣きそうになりました。
浦田も可哀想だけど、幸子も独身なんですよね。
あの思いっきり寂れた雰囲気の街で、ほとんど人の来ない理髪店。
年に1回会うだけの後藤に逃亡資金を提供していたと思われますが、幸子の人生も寂しいですね。
第4話「遺された絵が紐解く25年前の失踪事件! 超能力少年が隠す真実」
第4話 概要
依頼者は坂上が子供のころ憧れていた元超能力少年。
彼は不思議な力で刑事事件などを解決して一世を風靡していた。
亡くなった彼の元には1枚の絵と写真が残されていた。
【4話のゲスト】
- 日暮裕司(昔一斉を風靡した超能力少年)
- 松井重治(行方不明になった妻を探す夫)
- 松井美香(重治の娘)
第4話の出来事
- アパートで元超能力少年の日暮は一人で亡くなっていた
- 写真や遺品から当時の情景が見えてそれを絵に描くのだった
- しかしある父娘の母親探しの事件をきっかけに世間から姿を消す
- 番組がやらせで超能力は嘘だと炎上したからだ
- しかし日暮は本当に不思議な力の持ち主だった
- 事件をきっかけに実の母親からも捨てられ、寂しい人生を送る日暮
- 坂上は日暮が残した絵から母親を探し当てる
- 母親は埋められていて、死体のそばには重治の名刺入れが落ちていた
- 重治の妻は重治と些細な口論から、事故で頭を打って死亡
- 罪悪感に苦しみながらも、美香の為に隠し通しました
- 亡くなった日暮は美香のために真実を見抜きながらも黙っていたのでした
☆真柴に超能力?
昔、超能力にハマっていたと言う坂上に真柴がスプーンを持って冗談で念じます。
するとコップの水が沸き上がり、スプーンが本当に曲がったのでした。
驚く坂上と訳が分からない真柴。
そして日暮のイラストを頼りに美香の母親を探しに行きます。
森に入りますが、広い森のどこに埋められているのか分かりません。
しかし真柴は不思議な空気を感じ取り、見事場所を見つけました。
もしかして真柴も不思議な力を持っているとか?
☆日暮が可哀想だったな
父緒亡くし、父の姉妹に引き取られたようですが、愛情はなさそうです。
超能力者だと騒がれるも、美香を傷つけないために口をつぐみました。
日暮には美香の父親が母親を埋めた事が見えていたのでした。
世間からのバッシングと孤独と、35歳で病死するまで。
坂上は日暮に思いを馳せて、世間から忘れられても俺たちが覚えていようとつぶやきます。
第4話の感想
この回も切なかったな。
最後に日暮が使った能力は母親の写真を手に当てながら、母親の家を描いたのが本当に切なかった。
自分を捨てた母親にずっと愛されたかったんだね。
美香の母親は発見されたけど、警察が捜査したら父親は捕まると思うんだけどね。
何となく、このまま捕まらないような感じで終わりました。
日暮の言葉で人間は二度死ぬ。
一度は肉体の死と、そして忘れられた時。
なら僕はとっくに死んでいるみたいなのがさらに泣けますね。
坂上は無口で感情を表に出さないんだけど、優しくて好き。
