第7話「死刑囚の告白〜犯人はあの街にいる〜迷宮入りする無差別殺人」
第7話 概要
23歳の依頼人が自殺で死亡確認される。
依頼人は毒物混入で死刑囚を父親に持つ。
舞に頼まれ削除データの動画を開くと、毒物混入事件の当日の映像が残されていた。
【7話のゲスト】
- 笹本清一(死刑囚)
- 笹本隆(死刑囚の息子)
- 上野(洋食店の店主とその妻)
- 宮川新次郎(市議会議員)
- 茜(宮川の娘)
- 和田(小さなスーパーの店主)
第7話の出来事
- 死亡した依頼人は死刑囚の息子
- データには事件当日の映像で市議会議員の宮川が映っている
- しかし混入時に匂いを確認している事から毒ではないだろうと推測
- この事件で娘を亡くした上野の妻と宮川が不倫している証拠をつかむ
- 坂上と真柴はそれぞれの推理で対立
- 姉も交えて3人は隆が犯人で、父親は息子を庇っているのではと推測
- 舞は人脈を使って笹本に面会に行き、息子が自殺した事を伝える
- 笹本は自分は無実で、犯人は息子でもないと絶叫
- その後、母親の介護をしているスーパー店主・和田ではないかと推測
- モヤモヤした状態の中、笹本の死刑が執行される
- 8年ぶりに地元のイベントが開催される
- そこで小さな子が8年前に水を飲んだら死ぬよと言われたことを母に告げる
- しかし女の子は誰に言われたのか覚えていない
- 真相は闇の中で坂上はデータを削除する
☆依頼されたデータの中身
毒物混入当時の映像で、その時間にウォーターサーバーに何か入れていたのは市議会議員の宮川でした。
宮川は味が薄まったのでジュースの粉を入れたと説明。
不正選挙を行った事で、毒物で死亡した土木業者から脅迫を受けていました。
疑われるが、混入の前に粉の匂いを自分で確認していました。
坂上は匂いを嗅いだだけでも各神経がやられるのでありえないと言う。
☆死刑囚の笹本
以前にも保険金目当てで毒物を混入したという前科がありました。
その時は死亡者はおらず、5年間服役します。
そして出て来て今回の事件の容疑者となりました。
8年間も無罪を主張しますが、死刑判決で現在も拘置所にいます。
父親が死刑囚な事で息子の隆の人生はかなり困難だったようです。
☆犯人は誰?
まず容疑者たちの動機
- 笹本は証拠はないが、前科がある事から疑われる
- 笹本隆は犯罪者の子供という事で世間から冷遇を受け続けた
- 上野は浮気している妻と、市議会議員を憎んでいた
- 上野の妻は邪魔な夫を殺そうとした
- 市議会議員の宮川は土木業者から脅迫を受けていた
- 和田は介護疲れから母親が邪魔だった
この辺りでしょうか。
最後のシーンでお母さんが娘に水を持ってきます。
でも娘は8年前の事をうっすら覚えていて「飲んだら死ぬって言われた」と言います。
それでも母親は水を渡しました。
このシーンが無かったら、私は隆が犯人で父親が庇ったんだと思いました。
でもラストのシーンが明らかに変です。
やたら市議会議員の宮川を褒めたたえる街の人も変です。
よって、全員が犯人だと思いました。
上野の妻、市議会議員の宮川とその娘、和田。
この4人が共謀したと思います。
上野の娘が死んでしまい、夫が生き残ったのは大きな誤算だったんでしょう。
そのことを隆は知ってました。
しかし証拠の映像が一部だけなのと、自分が疑われてしまう事と、父親を憎んでいた事などから、
映像をどうしようか悩んでいたんだと思います。
第7話の感想
思いっきり推理してしまったけど、結局は分からないままでしたね。
もしかしたら隆が犯人かもしれないし、最後に登場した女の子のお母さんかもしれません。
実際に起こったカレー事件が元ネタだと思いますけど、あの事件も不思議な点が多いので、ドラマも犯人を確定することなく終わらせたんだと思います。
ただすごくモヤモヤが残ってしまいました。
しかも死刑になってしまったので、もうどうしようもありません。
この回はちょっときつかったです。
スーパーの店主めっちゃ怖かった。
最終回 第8話「2人の秘密と最後の仕事〜記録は消せても記憶は消せない」
最終回 概要
今回の依頼人は弁護士の辰巳。
その名前を聞くと真柴は血相を変えて出ていく。
仲村は9年前に真柴の妹の死に関わっていた弁護士だった。
【8話のゲスト】
- 仲村(政治家)
- 辰巳(弁護士で依頼人)
- 真柴鈴(真柴の妹)
最終回の出来事
- 真柴は両親と妹・鈴の墓参りをしている
- 坂上に依頼人の名前を聞かされた真柴は取り乱す
- 辰巳は9年前の妹が死んだときに関わった弁護士だった
- データは音声データで鈴の死に関しての会話が録音されていた
- 相手は大物政治家の仲村議員
- 仲村は辰巳のデータを手に入れるために坂上の事務所を襲う
- データは坂上の父親のもので、隠ぺい工作をしていました
- 真柴と坂上は仲村議員の罪を公にする
- 音声データ流出と坂上の父親の事で顧客が減ってしまう
- 坂上は今度は死んだときに誰かに届けてほしいデータを届けるアプリの開発に手を付ける
- 坂上はもう真柴はここに来ないだろうと寂しそう
- しかしいつも通りに明るくやってくる真柴
☆真柴の妹・鈴
鈴は病気で亡くなったのですが、新薬の投薬が原因だったようです。
そのことに疑問を持った両親は病院を訴えようとします。
その時に入院先の弁護を担当したのが、今回の依頼人の辰巳でした。
しかし、辰巳は政治家の仲村と手を組んでおり、妹の死は結局、闇に葬られる。
その後、真柴の一家はネットにさらされて一家はメチャクチャになってしまった。
☆仲村の罪
辰巳の音声データを手に入れるため、坂上の事務所に乗り込みパソコンを持ち出しました。
しかし坂上は自分の父親が隠ぺいに加担していたデータを残していました。
それを元に辰巳の葬式に乗り込む坂上と真柴。
真柴は仲村に詰め寄り、その時の会話を会場で流しました。
これにより言い逃れが出来なくなりました。
最終回の感想
坂上の父親も実は~っていうのは取ってつけたようで、真柴の話だけで良かったような気がするけど、それだとデータがないのか・・・。
なんか続きがありそうな終わり方だったけど、これで終わりなのね。
最終回だけやたらと真柴のアクションが多かったような気がする。
結構ケンカ強かったんですね。意外だわ。
前回みたいにモヤモヤの残る終わり方じゃなくて良かったです。
ただ仲村議員に特捜の捜査が入っても、裁判までかなり時間かかりそうですね。
まあ、真柴の心が少し晴れただけでも良かったよね。
最後は坂上も新しいアプリの開発にやる気だしていたし、ヨシとしましょう。
【総まとめ】

星 ★★★★☆(4.5/5点)
ちょっとシュールな雰囲気のドラマだった。
主演の山田孝之さんと菅田将暉さんの相性がすごく良かった気がする。
なんかこの二人のバディが好きだ~。
第3話が一番好き!公安に雇われた写真館のおじさんの話。
すっごい切ないのと、坂上が亡くなった浦田さんの机に座って浦田さんの気持ちを感じ取るときのシーンが最高。
ラストの坂上のお父さんの話だけ、ちょっと取ってつけたようになっていたのが残念。
それにしても二人ともカッコいいな。
また数年後にもう一度見たくなるドラマ。
お気に入りのシーン
- 思い付きの真柴の言葉に冷静にツッコミ入れる坂上
- 坂上の頭脳が光るシーン
- 冷静な坂上が意外にも依頼者に寄り添った事を言った時
- 真柴が死亡確認に行った先で、ペラペラと嘘が出てくるの純粋にスゴイ
- シーンというか、坂上の事務所の雰囲気が好き
- 車椅子なのに結構腕が立つ坂上
- 真柴のスプーン曲げのシーン
お気に入りのキャラ
坂上
そりゃもう好きでしょ。
冷静沈着だけど心優しくて強くて、頭脳明晰。
仕事に忠実で依頼者のデータを守ろうとするところも好き。
ただ、車椅子じゃなくても良かったのでは?と何度か思ってしまいました。
真柴
頭の回転はもしかしたら坂上より上かもしれない。
とっさに出てくる嘘が秀逸。
それをちょっと戸惑ったように言う演技とかも最高です。
写真館の浦田さん
3話が一番好きだった。
何て切ない話なんだ。
そして浦田さんがデータを依頼したというのもストーリーとして完璧。
浦田さんの思いを汲み取る坂上のシーンも良かった。
この回がラストでも良かったのではと思うくらい好き。
登場人物の結末
坂上圭司(山田孝之)
顧客のデータを表に出したこと、父親が不正に関わっていた事で仕事が激減。
しかし今度はデータの削除ではなく、亡くなった後に大切な人にデータを届ける仕事を思いつき、やる気になる。
真柴祐太郎(菅田将暉)
新薬のせいで亡くなった妹の無念を晴らす。
坂上の父親が妹の死の原因に関わっていたと知り、もう来ないと思われるが・・・。
いつものように明るく出勤してくる。
小説「dele」
| タイトル | dele |
| 本多孝好 | |
| 出版社 | 角川文庫 |
現在、シリーズ3まで出版されています。
